夏の耐久レースに向けて

しばらくバタバタして、ブログもUP出来てなかったので、久しぶりに一部ご紹介!

 

タイトルの通り耐久レースに向けての準備です!

 

この車両は耐久レースを何年も走ってきましたが、エンジン本体は一度もオーバーホールしていませんでした。

 

 

何万キロもサーキットで過ごしてきたエンジンなので、オーバーホール、またはエンジンの載せ替えを検討することに。

 

とりあえずさくっとエンジン降ろします!

 

タイミングよくドナー車両が見つかったので、載せかえることになりました。

 

中古エンジン単体だと、素性や状態がわかりにくいので、今回は右ハンドル、AT、最終型の318tiをドナーとして購入し、レース用の318isにエンジンを移植します。

ドナーの318tiから、エンジンを摘出します!

 

 

 

 

摘出した二つのエンジンから、エンジンの各センサーとコンピュータを繋ぐメインハーネスを外します。

 

レース車両は、左ハンドル、MT(写真上側のハーネス)

ドナー車両は右ハンドル、AT(写真下側のハーネス)

 

エンジン本体はどちらも同じ1.9Lなので、ハーネスごと入れ替えるのが一番手っ取り早いし、元のDME(CPU)がそのまま使用出来るので、新しいエンジンにMT用のハーネスを繋いでいきます!

 

 

せっかくエンジン降ろしたので、ついでにエンジンマウントの取り付け部分に補強プレートを作って溶接しておきます!

 

耐久レース車両はよくここが割れるんです(^^;

 

 

塗装して、エンジンを載せる準備は完了!

 

写真がありませんが、エンジン側も、ハーネス以外のホースや補機類を入れ替え、フライホイール、クラッチ、ミッションを組み付けて下ごしらえ完了!

 

エンジン一式を無事車体に載せたら、細かい配線を戻して、油、水を入れてエンジン始動!

 

クーラントとパワステオイルのエア抜きをして無事載せ替え終了!

 

載せ替えた翌日には、袖ヶ浦フォレストレースウエイでシェイクダウン!

 

フィーリングは上々でした!

 

 

シェイクダウンの翌週末には、

エビスサーキットの6時間耐久で、見事クラス優勝!!

 

 

この調子で、7月23日の12時間耐久は上位目指します!!